こんにちは、久しぶりの投稿です(^^);
新緑がまぶしい季節になりました。
今回は、御旅庵のチェックアウト前にぶらっと回れる朝のお散歩コースのご案内です。
東寺境内と梅小路公園を廻るコースで、所要時間は30~40分ほど。
コースの地図は、共用スペースのテーブルの上にも置いてあります。
まず御旅庵を出ましたら、左(南)に進み、少しくねった細い路地からやや広い道路に出ましたら、右(西)に進むと大宮通の側道に出ます。左手に五重塔が見えますのでそちらの方面に進みます。
御旅庵から4分ほどで世界遺産の東寺(教王護国寺)・東門(慶賀門)に到着します。開門は朝5時です。
東門から入ってすぐ左手に、”小野道風ゆかりの柳” 越しの五重塔が見えてきます。右奥には講堂と金堂も見えます。現在の五重塔は平安京遷都の時代から5代目で、1644年徳川家光の寄進で建てられたものです。金堂、講堂なども平安時代初期の建物は消失して再建されたものですが、位置は平安時代と同じ場所にあるそうです。
*講堂、金堂を拝観できるのは朝8時からとなっています(有料)。
*生身供(しょうじんく)に行かれる方は、西に進んで、御影堂唐門前(下の写真)に午前5時50分頃までに集合ください。
お散歩コースとしては、唐門に行く手前の手水舎を右に曲がり北門から石畳の櫛笥通(くしげどおり)に出ます。下の写真が北門です。
櫛笥通は、平安京の櫛笥小路で、平安時代の小路が位置も道幅も変わっていない唯一の通りだそうです。
途中、右側には観智院が見えてきます。宮本武蔵が吉岡一門との戦いの後に身を潜めてた場所で、宮本武蔵直筆の襖絵が有名です。左側は、陸上の桐生選手が通った洛南高校と中学。
遠くに新幹線の高架も見えてきます。
櫛笥通を4,5分歩いて八条通りに突き当たったところにある北総門は鎌倉時代後期に建立された重要文化財です。
下の写真は八条通りから振り返って見た北総門です。
北総門を出て右手(東)に進み、信号を左(北方向)に折れます。頭上には大宮通がJR東海道新幹線や山陰本線を跨ぐ高架があり、さらにその上に東海道新幹線が走ります。
大宮通の下の道を北に進み。JRの線路をくぐると梅小路公園の木々が見えてきます。入口は線路際にあるので左に入って少し戻ります。北総門から5分程度です。
駐輪場の横の入口から入ってまっすぐ進むと道が三つに分かれています。右側はつつじ、真ん中は新緑、左側はJRの線路沿いの道です。
どの道を通っても古い市電の車両が2両並んで置いてある市電広場を目指します。
市電広場の右側に京都水族館があります。
水族館の前を通り、東(遠くに京都タワーが見えます)に進むとまた1台市電の車両がありますのでそこから芝生広場に入り、芝生の東の端のお花畑を進みます。季節ごとに色んな花が植えられていますが、今の時期は、姫金魚草、ひなげし、つつじが楽しめます。
そのまま進むと入ってきた駐輪場まで戻ってきますので、そこから公園を出て直進します。道路に架かる橋を渡ってすぐ左側に石段がありますので、下に降りて、またJRをくぐって進むと八条通りに出ます。大宮八条交差点の信号を渡り、不動産屋さんの前を左に曲がったらすぐに八条大宮バス停がありますので、そのすぐ先右側の路地に入れば御旅庵の提灯が見えて、お散歩は終わりです。
朝の爽やかな空気の中で、歴史と自然に触れられるお散歩でした(^^)。